初めましてもそうでない方も、こんにちは。
このたびは抱きしめてKissをしよう(略して抱きKiss)をお読みくださり有難う御座います。
此処から先は後書と言う名の見苦しい言い訳となっておりますので、お時間のある時に読むことをオススメします。
あ、勿論、読まなくても全然支障はないと思いますしね(笑)
※初めに※
何故、この作品を作ろうと思ったかと言えば、まあ4年に1度の大舞台。閏年生まれの彼への愛の再確認ですよね。
不二の連載は去年の生誕祭以来なので(しかも生誕祭中に終わらせられなかったという苦い思い出がありますので)もっかい書きたいなー・・・と。
本当は前作『片道切符の終着点』の未来夢を書こうかとも思いました。そうしたら、やっぱり舞台は高校生設定かなーとか・・・。でもそうすると、折角の閏年が生かせない事が判明したので断念。
どうしたもんかと色々考えていて(ネタはあるのに上手く出来そうにない)そんなとき、オフ友に電話をしたのがきっかけです。
不二の企画をやろうかと思う、と打ち明けて、こんなネタが書きたい、こんなネタも書きたい。そうしたら今度はこんなヒロインを書きたい。こういうヒロインも良いんじゃない?なんて色々妄想トークを繰り広げて・・・そして、この『抱きKiss』の土台が出来たわけです。
※ヒロインについて※
オフ友との話で、ヒロインの性格は『ツンデレ系』にしようと言う事が決定。
基本私の書くヒロイン傾向はだいたいひねくれた感じが多くなってきています。それかすっごいネガティブなのか(笑)
だから、まあ・・・ツンデレは結構簡単かな、と軽い気持ちでした。
甘かったです(真顔)気を抜くとあっという間に『え、これってツンデレ?ねえツンデレ?!』な方向に。これじゃあ不二もドン引きだって。と思うくらいに極悪ヒロイン・・・。
これじゃ展開進まないよ!と思った事が何度もありました。たかが『ツンデレ』、されど『ツンデレ』結構得意かも?と思っていた自分が恥ずかしいです(笑)
出来るだけ『ああ、この子ツンデレだぁ』と思わせるように、ヒロインの言動には気をつけて書いたつもりです。
でも結局ツンデレになると同時にすんごいネガティブっ子に。・・・なんかこの子病んでる?的な(笑)本当は明るい子で、とても可愛らしい子なんだよ、というのが書きたかったんですが・・・。
上手くその辺頑張ったんじゃない?とちょっとでも解ってもらえると嬉しいです(笑)
※不二周助について※
とにかく目指したのは白い不二。私は元来、グレイ不二がお好みですが、今回の子がああいうのになってしまったので(直そうと思ったけど最後までは上手くなれなかった)しょうがないから今回は白い不二で、腹黒いところはあまり見せないように書いてみました。でも、オフィシャルで不二は『好きな子を虐める小学生のような男の子』みたいな感じだったので(学プリ、ドキサバプレイして)そこら辺を意識して書いた。
ヒロインと親友の区切りもつけたかったのでわざとヒロインは苗字呼び捨てという特別を設けました。S&Tでは普通でしたが、不二って何か・・・女の子を呼び捨てにすることとか無さそうだったので、それが彼にとって特別なんだよ〜と言うのをわかってもらいたかったのですが・・・気づかれた方は少なかったかもしれません(ので、結局最後ら辺で英二の言葉として登場)
色々不二の性格にはパターンがあったんですが、彼の性格をこれにしたのは正解だったのではと思います。多分、他のだと2月中に完結が絶対出来なかったので(笑)
※親友について※
ツンデレ系ヒロインにしたからには、絶対親友は可愛い子!にしたかった。姿形は普通としても・・・なんか言動が可愛らしい子?ヒロインの憧れの女の子像と言う感じ。ヒロインにとっては素直な親友は良い刺激だったかと思います。
それが、あんな感じに。まさかあそこまでヒロインが葛藤するとは思わなかったので、親友って結構酷いポジションにいるかも?と思いました。
メルフォ等のコメントも『良い子だけど、応援できそうにありません』や『知らないから仕方ないけど・・・でもヒロインを思うと切ないッス』などの意見を頂きました。
うう、ごめんよ。本当はすっごく良い子なんだよ、と言うのが書きたかった。でも本編では上手く語られなくて残念でした(長編になると収拾付かないからね)
親友は英二とラブラブになれば良いよ。と思います(笑)
※まとめ※
本当は2月いっぱいの話を書く予定でした。でも、14(正式には15)日で終わらせたのは、もう一つの連載を書きたかったからです(結局叶いませんでしたが)
色々パターンがあって、本当は親友と不二は幼馴染・・・と言う設定でだから更に特別っぽい。みたいなのでヒロイン苦悩するとか、14日後、不二がヒロインにカマかけて『じゃあ親友と付き合うけど、本当に良いんだね』とか言って、屋上でヒロインが切れて告白した後、『結局ヒロインはつめが甘いんだよ』とか言わせたりしようかとか色々考えてました。でもそうすると今回のテーマ『白不二』じゃなくなるし、グレイよりも完璧『悪魔だろお前』な感じになってしまうのでやめました。
オフ友にも「仮にも中学生だし・・・やっぱ此処は中学生らしく白めでいったら?」と言うアドバイスを貰い、確かになぁ・・・とか考えついて、結局没にしました。
でもいつか言わせたい。ので、別の連載のときにでも(書けたらだけど・・・限りなく無さそうですけれど)
腹黒い、真っ黒い魔王様な不二はまたの機会ってことで(笑)
まだまだ語りつくせてない感があるのは、まだ此処ではいえない秘密の話はあのねのねー!って事で勘弁してください(笑)
でも何とか、2月29日までに本連載を終了させることが出来ました。それは一重に待ってくださった皆様のお力だとも思っています。
本当に有難う御座います(ぺこっ)
抱きしめてKissをしよう。ここで本編お別れです。
お付き合いくださいまして、有難う御座いました!
あいらぶふじ!うぃーらぶふじ!
2008年2月29日